FIFAワールドカップTMボランティア
はじめに  東光労組では、梶田委員長を始めとして3名がFIFAワールドカップTMに埼玉ボランティアとして参加しました。6月26日の準決勝で「埼玉スタジアム」でのボランティア活動は終了しましたが、何を隠そう私達3名は、決勝戦プレマッチイベントにも参加していました。観客席からW杯出場国の国旗が下りてきたのを覚えていらっしゃる方もいると思われますが、デンマーク(梶田)、イタリア(寺尾)、エクアドル(岸和田)の各国旗をリレーしたボランテイアの中に私達もいました。W杯ボランティアを頭から尻尾まで満喫した3名でした。
(MONTHLY連合埼玉に掲載予定)

梶田中央執行委員長:スポンサー対応(ホスピタリティ担当)
寺尾中央執行委員兼連合埼玉地協事務局:一般観客対応(3次ゲート305担当)
岸和田埼玉支部委員長:スポンサー対応(フードサービス担当)


活動日(場所:埼玉スタジアム2002)
2002年6月 2日(日)イングランド×スウェーデン
2002年6月 4日(火)日本×ベルギー
2002年6月 6日(木)カメルーン×サウジアラビア
2002年6月26日(水)準決勝 ブラジル×トルコ

決勝戦プレマッチイベント(場所:横浜国際総合競技場)
2002年6月30日(日)
梶田(デンマーク:1階席担当)
寺尾(イタリア:フィールド担当)
岸和田(エクアドル:1階席担当)

【梶田】
 私の業務は、プレステージ・シルバー(かなり高額のチケット)向けのお土産用のバッグに弁当を入れて、配付する業務でした。私はバッグに弁当を入れる仕事でしたので、全くの裏方でした。
 サッカーの「サ」の字も知りませんでしたし、ワールドカップの何たるも知りませんでしたが、同じ業務を行っているアルバイトの方が、イングランド戦の時に「ベッカムのトサカを見た」と大騒ぎをしているのを聞き、ベッカムについて調べてみたり、FIFAワールド・カップがオリンピックを凌駕する規模の世界大会である事も分かりました。
 韓国の史跡を訪ねると、必ずと言って良い程「日本軍が・・・」、「秀吉が・・・」とあり残念な気持ちになります。今回のワールドカップは史上初の韓日共同開催でした。ほんのわずかだと思いますが、サッカーと共同開催によって韓国と日本の政治と文化の距離が近くなったと確信しています。そして、その事に少しだけお役に立てたかな、と自己満足しています。

【寺尾】
 当方の業務は一般観客の案内誘導と言うことで、最もお客様とふれ合う機会の多い、いわば「花形業務」でした。特に埼スタ初戦のイングランドvsスウェーデン戦は、ホーム側と言うこともあって、ゲート周辺の観客は大半がイングランド人。しかし、開始以前から言われていたような「フーリガン」など全くおらず、みんな陽気で気さくなサポーター(ほとんど酔っぱらってましたが)達。試合開始前から、雰囲気はまさにイングランドで、世界最大イベントW杯の雰囲気を充分に味わった1日でした。
 連合埼玉を通じて「募集」があり、「人が足りないそうだ」と聞いて何気なく申し込んだW杯ボランテイアでしたが、数多くの方とも知り合え、本当に尊いまさに一生の思い出となる経験をさせていただきました。きっかけを頂いた連合埼玉と担当の江森副事務局長に感謝いたします。

【岸和田】
 私の担当は、フードサービスの中の弁当配り(約1000ヶ)。主に警備センターの人たちへ夕食の弁当を配る業務でした。初日は段取りが分からず、警備の人たちが弁当をもらうのに長蛇の列を作ってしまいました。2日目以降は大きなトラブルもなく、警備の人たちの協力もありスムーズに配る事が出来ました。
 弁当配りと言うことで、寺尾さんのような「花形業務」とは違い、完全な裏方作業でサポーター達ともふれあうことは有りませんでしたが、我々の弁当を心待ちにしている人もいるわけで、そういう意味では無くてはならない業務だと思っています。
 今回、このW杯にボランティアとして参加し、試合は一試合も見ていませんが、スタッフの一員をして参加出来た事は、誇りに思っていますし、今回得た貴重な体験は今後別の形でのボランティア活動に生かせれば良いなと思っています。

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ボランティアセンター内
(左から寺尾、梶田、岸和田)
ボランティアセンター前
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